2017-08-22

デューラーの水彩画 「池の小屋」 を模写する その1

アルブレヒト・デューラーが1496年に描いた水彩画の模写をします。




タイトルは「池の小屋」です。




15cm角タイルに施釉し、

下絵を転写してから マヨルカ水彩技法で描いていきます。




blog240a.jpg







手本にした水彩画のオリジナルサイズは 21cm×23cmです。






blog240b.jpg






画面手前は池の岸になっていて、

左側には簡素な木の舟が見えます。







この風景画を描いたのが 朝なのか夕方なのか 

画面全体がオレンジがかった光に満ちていて、

とても幻想的な風景です。


















スペインタイル工房のHP内で

教室の卒業生であるMさんのスペイン旅行記が掲載されています。

6月末から始まった全5回の旅行記の

最終回(プルジェナとグラナダ編)が

8月21日に更新されました。 ⇒  ハートマークをクリックしてくださいませ。



団体旅行では決して行けないような

南スペインの小さな村々を訪れる旅、

小さな村でも そこには必ず、その土地独特の生活習慣や文化があり

スペインタイルのデザインや形状にも深い影響を

与えているんですね。。。



とても素敵な旅行記です。

素晴らしい写真と共に、ゆっくりとご覧くださいませ!

















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2017-08-10

アルハンブラ宮殿 貴婦人の塔  その1


2013年の夏に訪れたスペイン・アルハンブラ宮殿で

撮った写真をもとにクエルダセカ風景画を作ることにしました。


blog246a.jpg



15cm角タイルを4枚使用、

これは上の2枚です。


30cmx30cmサイズの作品になる予定です。





昨日の東京は最高気温37度。。。





「スペインのフライパン」とも言われるアンダルシアも

メチャクチャ暑かったけど、緑の多いグラナダでは

ホッと一息つけたことを思い出しながら

ひたすら下絵を描いていきます。。。。。













スペインタイル工房のHP内にて 

教室の卒業生であるMさんのスペイン旅行記が掲載されています。

6月末から始まった全5回の旅行記が

随時更新されています。 ⇒  ハートマークをクリックしてくださいませ。

本場スペインの由緒ある邸宅に飾られた

アンティークなタイルの数々や 

趣のある街並み(街のあちらこちらのタイルの看板も!)の様子、

そしてその地方のグルメ等々、内容が盛りだくさんです!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆


素晴らしい写真と共に、ゆっくりとご覧くださいませ!


8月8日に4回目の記事が更新されました。














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2017-08-05

大塚国際美術館(徳島県)

今回、

タイル制作のお話は ひと休みさせていただきまして

国内旅行のお話でございます。




7月初めに徳島・鳴門に行ってきました。

お目当ては 大塚国際美術館 と 鳴門の渦潮 です。
 




大塚国際美術館は

徳島に本拠地を置く大塚製薬会社が

創業75周年記念事業として、今から約20年前の1998年に開館。


海外の名画の数々を、なんと すべて原寸大の陶板画で再現し、

広大な館内に展示しているというユニークな美術館です。






地下3階地上5階の建物を使った展示スペースに

古代壁画から現代絵画まで なんと作品数1000点余が展示されていて、

展示経路はなんと距離にして4キロ以上!! 、、、、4キロ、、、






チケットを買い、地下3階の入り口を入ると

右側にミュージアムショップ、左側にはカフェ、

真正面には大きなシスティーナ・ホールがあります。


このホールに、あのバチカン・システィーナ礼拝堂の

天井画および正面祭壇画が原寸大の陶板画!で再現されています。
(くどいようですが原寸大ですからね~!!



バチカンで本物を見たことがありますが

礼拝堂は当然のごとく、世界中から集まってくるものすごい数の観光客でごった返していて、

せっかくの素晴らしい絵画も ゆっくり立ち止まって見ることは出来ません。

警備員も神経質に「前に進め」と急かすし、後ろからもどんどん押されてしまうので

上を向いて天井画を見るなんてほぼ不可能です。



ここではミケランジェロの「天地創造」と「最後の審判」を

かなり落ち着いた静かな環境で、ガイドさんの丁寧な説明と共にゆっくり鑑賞できるんです。

ちなみにここのヴォールト(「穹窿(きゅうりゅう)」)部分の陶板が完成したのは4年前。

微妙なカーブをもつ陶板を作るのが至難の業だったそうです。


ここで壮大なミケランジェロの最高傑作にガーンと

深い感銘を受けた後は、古代から順々と時代を遡る感じで

名画が展示されている館内を順路に従って

歩いていくことになります。



古代遺跡とかはあまり興味がないのでサラッと鑑賞、

矢印に沿って進んでいくと、やがて「中世」「ルネッサンス」「バロック」と

大好きな分野にたどり着きます。



プラド美術館にある ヒエロニムス・ボッシュの「楽園の園」

いままで一体何回見たことか。

で、何回見ても「あれ?こんなモチーフってあったっけ?」というほど

すべてを見切ることが出来ない祭壇画です。

この祭壇画も勿論、原寸大で再現されていて、

しかも 一定の時間がたつと自動的に開閉する仕掛けになっていて

閉じた状態で祭壇画裏面に描かれた「天地創造」を鑑賞できます。



フェルメールの絵なども陶板画で展示されていて、

陶板ですから表面をそっと触ったりしている鑑賞者もいます。

(実はワタシも「デルフトの眺望」はちょびっと触ってみました)

油彩は油絵の盛り上がりなどもある程度再現されているので

それらしい質感が感じられます。





ダ・ビンチの「岩窟の聖母」は 

ルーブル美術館のものとロンドン・ナショナルギャラリーのものが横並びになっているし、

「最後の晩餐」は 修復前と修復後の絵が向き合って並ぶ、という展示も

当たり前ですが原画では不可能な展示方法がすごい。



デューラー師匠の油絵ももちろん多々あります。


ゴヤの黒い絵を再現した部屋も用意されています。


ジョットー、マザッチョ、ラファエロ、ボッティチェリ、ベラスケス、

ムリーリョ、スルバラン、エル・グレコ、レンブラント、ルーベンス、

カラバッジョ、フラ・アンジェリコ、ティチアーノ、ルーベンス、

ブリューゲル、クラナッハ、ヤン・ファン・エイク、ホルバイン、、、


贅沢過ぎる空間です。。。。。



ヨーロッパの名だたる美術館には足を運びましたが

スコットランドとかアメリカの美術館はカバーしきれていないので

そうした美術館でしかお目にかかれない名画の数々を今回見られて

大塚製薬さんにあらためて感謝したくなりました。


こうして陶板画に着手したのは 鳴門海峡の白い砂が

陶板に適した材料である、という発見が1970年頃だった、という

当館開業までの歴史が館内のパンフレットに書かれています。




どうせコピーなんでしょ、なんて侮るなかれ。

ワタシも行くまではちょいと猜疑心がありましたが

細部にまで完璧を期する日本人の気質がスゴイ!!

完成後は作品の検品で各国の美術館長や学芸員の方に

お墨付き&賛辞を頂いているというのも納得のクオリティーです。





足掛け2日間 合計で9時間くらい滞在しました。

両日とも 途中で歩き疲れてしまい、館内のカフェでお茶を飲んだりしたので
実質7時間半くらいか。


現代抽象絵画の展示部分は、時間と体力を考えた結果、

残念ながら見ないことにして(疲れてくると気力も萎えてきます。。。

その分、中世とルネッサンス、バロックをじっくりと見てきました。




広々と静かなシスティーナホール

blog118t.jpg


ボランティアガイドさんによる鑑賞ツアーもあるので

こうしたツアーを利用すると詳しい絵画の説明が聞けるので

とてもお得です。











鳴門の渦潮は 鳴門大橋の遊歩道・渦の道(有料施設です)を

徳島県側から トコトコと橋の真ん中に向かって400mほど歩いていき、

渦潮を真上から見る、というダイナミックな景観を堪能してきました。


海面から45m高い場所で、ガラスの床越しに渦潮を見られます。


ガラスの枠には「この上でジャンプしないでください」の注意書き。。。



ガラス床からは、渦潮に近づいていく うずしお観潮船も見えましたよ~ w(゚o゚)w

あんなに近くで観られるなんて、、、

blog118t1.jpg

海の深い緑色が素晴らしく美しい渦潮。




渦潮は潮流の関係で出来るので

毎日、観測できる時間が違うそうです。 し、、知らなかった。






徳島県、海の幸、山の幸もとびきり美味しく

人々もほんとうに優しくて、とっても素敵な場所でした







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2017-07-20

ボルドーの村で  その3

1回目の焼成が終わりました。




が、写真は撮ってません。

、、というのも、かなりヒドイ出来栄えで。。。。。


ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3 







ショックで 工房からの帰り道で捨てちゃおうかなと思いましたが、
(自分で焼成窯を持っていないので、いつもお願いしているのです)


いや、待て待て、久しぶりの粘土遊び?でせっかく作った陶板だもん。

勿体ないわ。 








気を取り直して修正をして、、、

blog244e.jpg








2回目の焼成が終わり、(やはり写真は省略)











さらに修正して、、、


blog244g.jpg















3回目の焼成が終わりました。






blog244k.jpg




ふむ。





石造りの街並み、石畳の小径など、ようやく思い描いていた

状態に近づきました。









ちなみに元ネタの写真はこちら。

     blog244j.jpg

実際の石畳は、実はとても滑らかでした。
絵付けの方は、雰囲気を出したくて
わざとゴツゴツした石畳にしました。







これで出来上がりです













スペインタイル工房のHP内にて

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全5回の旅行記の 第1回目がこちらでご覧いただけます。⇒  ハートマークをクリックしてくださいませ。

素晴らしい写真と共に、ゆっくりとご覧ください!



追記:  7月24日に3回目の記事が更新されました。











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2017-07-05

デューラーの「大きな芝草」模写 制作過程  その2

デューラーの水彩画「大きな芝草」の模写の制作過程の続きです。


クエルダセカ技法です。



元ネタは1503年に描かれた水彩画で、

オリジナルサイズは41cmx31.5cmです。



blog243e.jpg


タイル4枚を使用しています。



下絵が終わり、釉薬で彩色を始めました。


blog243f.jpg



blog243g.jpg

彩色終了。

これで一度焼成です。








焼成が終わりました。

blog243h.jpg



う~ん、色が薄い。。。。





という事で一部を修正しました。







2回目の焼成後の写真がこちらです。

blog243l.jpg




修正したのは、草が生えている地面のあたりです。







満足のいく仕上がりでしたので

この後、額装して作品展に出しました。





オリジナルの水彩は

大好きな絵の一つです。

細かい描写が大変でしたが、居間に飾って楽しんでいます。









さて、ここでスペインタイル大好きな皆様に耳よりなお知らせです!!



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今回の旅は、タイル装飾が美しい邸宅を巡るという内容です。

一回目は「ボルハ公爵邸」です。 

素晴らしい写真と共に、ゆっくりとご覧くださいませ!

おおよそ2週間毎に記事が更新されていく予定です。


追記:  7月11日に2回目の記事が更新されました。








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プロフィール

ゲンちゃん

Author:ゲンちゃん
2002年、スペインタイルアート工房の通年コース受講開始。
スローペースでなんとか卒業し、以後、
気のむくままに制作を続けています。

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