2010-08-09

牡丹の大皿④ 完成

透明釉薬をのせて焼成が終わりました。


blog107d.jpeg




これが透明釉をのせる前の状態でした。


blog107a.jpeg



撮影条件が異なるため断定できませんが、
色エンゴーベがよりきれいに発色している気がします。





ところで、今回は釉薬を必要以上に厚塗りしたようで、
黒部分を見てみると こまかい気泡がたくさん入っていることに気がつきました。
焼成中にボコボコ沸騰して泡だっていたんでしょうか。



blog107h.jpeg

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表面はツルツルなので、内部に空気が閉じ込められた状態になっています。




この気泡のせいで、黒い部分が
ほんの少しグレーがかって見えます。


”濡れたような黒色”をめざしていたので、
最初は 「あちゃ~、こりゃ失敗したな」と
やり直ししようか悩みました。
でも、これも貴重なサンプルの一つとして考えればいいかも!
ひとりでフムフムと納得、やり直しせず、このままで終了です。




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2010-08-01

牡丹の大皿③ 透明釉薬のサンプル


透明釉薬のサンプルが出来てきました。


blog107c.jpeg


やはり5005は黒の光沢感が
きれいにでます。
C-101はマットな質感が残り、
色エンゴーベは紗をかけたような出来上がりです。

牡丹の大皿は光沢感をだしたいので
透明釉薬は5005を使うことに決定です。

次回、完成品の写真をアップします。




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2010-07-28

牡丹の大皿② 透明釉薬について

さて、前回の続きで、透明釉薬のお話です。

エンゴーベの上にかける透明釉薬は2種類ありまして
一つは「5005」という名称、もう一つは「Cー101」です。


エンゴーベについて大雑把に分けると
黒、白、茶、ベージュ等はギリシャ黒絵技法、
黄、ピンク、ブルー、グリーンなどはアルザス地方の陶器やタイルでよく用いられます。


Cー101は一般的にギリシャ黒絵(黒、白、茶、ベージュなど)の
作品に使われている透明釉薬。
黒い部分が特に、濡れたような美しい光沢が出ます。

5005は 黄、ピンク、ブルー、グリーン等のエンゴーベが
非常に美しく発色してくれる透明釉薬です。





blog107a.jpeg




、、、で、この牡丹のデザインは、黒の背景も
ブルーの葉や花もしっかり発色して欲しい!という訳で
どちらの釉薬を使うか決めるためにサンプルを作りました。




blog107b.jpeg


これはタイルの切れ端5cmx15cm。

全体に黒エンゴーベをのせた後、色エンゴーベをのせて
同じような模様を3回描き、一度焼成しました。
一つ目は5005のみ(左側の白っぽい部分は5005を塗った状態です)
真ん中は 黒地にCー101、色エンゴーベ部分は5005、
右側はCー101のみ、とそれぞれ透明釉薬をのせて
焼成します。


どんなサンプルが出来てくるのか楽しみです。





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2010-07-24

牡丹の大皿① ギリシャ黒絵

前回の「トルコの市場」は自宅での下絵描きが終了、
スペインタイルアート工房で彩色していく作業に入りました。


その工房で、2ヶ月くらい前からのんびり、チマチマと
作っていたギリシャ黒絵技法の大皿です。約28cm径。
一回目の焼成が終わりました。


blog107a.jpeg

エンゴーベという化粧土(黒、白、茶、ベージュ、ピンク、黄、ブルー、
グリーン、テラコッタ等の色があります)を使って描いていきます。

エンゴーベは土成分が多いので、とても素朴で
落ち着いた雰囲気が出ます。

そして良い点は塗りなおしが出来る!という事です。

ははは、なぜ太文字で強調するかというと
デザインが出来た状態で描き始めるわりに、
「う~ん、この色はやっぱり使うのヤダなぁ~」とか
「おっと、混色も出来るんなら、ここは混ぜちゃう?」とか
制作途中でどんどん気が変わって塗りなおししたくなるからです。

水彩技法だと、色彩を途中変更なんて相当の向こう見ず?
クエルダセカ技法なら、ナイフで削ってやり直し、と
それなりにタイヘンですが
エンゴーベなら、あ~ら、カンタン、じゃ上塗りしましょうね~♪ってな感じです。

とはいえ、あんまり厚塗りしすぎると焼成中に剥がれる恐れもあるので
図に乗りすぎるのはイケマセン。

牡丹は写実に徹すればピンク、赤、黄色などですが
エンゴーベはなにせ成分が土なので
鮮やかな発色はあまり期待できません。
そのため、ピンクとブルーを混色してパープルにしたり、
幻想的にブルーの牡丹を作り出したり、
テラコッタと黄を混ぜて蜂蜜色にしたり、、、と
やりたい放題です。



一回目の焼成が終わった状態で
表面がざらざらしています。

このあと透明釉薬をかけて光沢感を出したいのですが、
さて、ここでどの透明釉薬をかけるか、が問題です。

例によって失敗を避けるべくサンプルを作ることに、、、。
サンプルの出来具合によっては、これで完成かも。

次回、その続きを書きます。


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2010-05-28

オリオン座

「プラテーロと私」タイルは焼成後、小さいほうのタイルに
釉薬の剥がれがあり、再焼成することに。

という訳で、完成品の写真アップは後日。





今回はギリシャ黒絵のお皿が出来上がったので
そちらのご紹介です。


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図柄はオリオン座。



去年作ったギリシャ黒絵の壺に同じデザインを描きました。
透明釉薬をかけた後、ブルー系のラスター彩をつけたら
色味が暗すぎて何がなんだかわからん絵になりました。(涙)

下の写真が壺の絵。


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鋳込みの壺をまた作るのは面倒なので
お皿で再現。

手持ちのラスター彩は思うような色がでないので
今回はテラコッタ色のエンゴーべを星座の形と
「ORION」に使用。


さて、手持ちのラスター彩は日本製ですが、
スペインの材料(釉薬)と相性が良くないのか?
なかなか綺麗な色がでません。

スペインタイルアート工房で
白色の釉薬にラスター彩をのせたサンプルを
作ったりしていますが、
やはりきれいな色味にならず、
まだ試行錯誤が続きそう。

エンゴーべを使ったラスター彩のサンプルも
作っている途中なので、
問題解決したら、ラスターを使った作品を
作りたいなぁ、、、と考えてます。












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プロフィール

ゲンちゃん

Author:ゲンちゃん
2002年、スペインタイルアート工房の通年コース受講開始。
スローペースでなんとか卒業し、以後、
気のむくままに制作を続けています。

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