2017-05-23

デューラーの水彩画を模写する (水彩オイル描き)

一昨年、ミュンヘンのアルテ・ピナコテークに行きました。


ここを訪れるのは2回目です。


1回目は個人で来たので
半日くらいかけて見て回りましたが
2回目は団体旅行。


団体旅行のスケジュールの中には、ここは含まれていませんでしたので
ほんの少しの自由時間を利用して駆けつけました



ところが、、、

運の悪いことに改装中で、展示スペースが通常の半分という状況。。。  

 




でも、お目当てのデューラーの作品はほぼ見られたので超ラッキーでした!


ミュージアムショップでデューラー関連のグッズをどっさり買い込み、

なかでも水彩画ポストカードセットはワタシにとってはお宝になっています。




このうちの一枚を

水彩顔料を使って模写していきます。



タイル一枚(15cm角)を使っています。


blog239a.jpeg


1496年に描かれた この水彩画の題名は

「Trockensteg am Hallertor」です。




blog239b.jpeg



Hallertor とはニュルンベルグの街の中にある場所の名称で

Trockensteg とは 乾ドック(船舶の製造や修理を行う場所)の事らしいです。



ニュルンベルグは海に面していないので

河川を利用した船舶となると そんなに大きな船では

なかったのだろうと思われます。



blog239c.jpg



ネットでニュルンベルグの街中の地図を見ると

デューラーハウスから市内に向かって降りる道は

アルブレヒト・デューラー通りで、

途中の路地を左側に曲がると アグネス・ガッセ(アグネス小路)があり
(アグネスはデューラーの奥さんの名前)

さらにピルクハイマー通り(ピルクハイマーはデューラーの大親友であり
街の名士でもあった)があって、、、

もう一度ゆっくりとニュルンベルグを歩いてみたくなる。。。




一度、焼成し、

薄い部分を描きたした後に もう一度焼成。



blog239d.jpg


これで出来上がりです。








明後日から10日間ほど旅行に行ってきます。




美しい風景を存分に堪能してきたいと思っています。




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2017-03-24

デューラー作 「若い野兎」の模写 その3

15㎝角タイル1枚を使い、

デューラーの水彩画を模写しています。




blog238e.jpeg



元ネタは
当たり前ですが、ものすごく細かい描写で
ウサギの顔に生えている ごく短い毛の一本一本までが
キッチリ描き込まれています。



デューラー、すげぇ~~ ((((;゚Д゚)))))))


どんだけ描き込めば気が済むんだよ???






ちなみにニュルンベルクの町中に
このウサギの かなり大きなモニュメントがあります。

現代の芸術家が作ったもので
大きさは縦が1m超、横幅が2mくらいもある巨大ウサギです。

ただし、この絵のウサギをそのまま模ったわけでなく
かなり前衛的にデフォルメされていて
どちらかというと、ちょっぴりグロテスクな印象でしたので
写真を撮るのはやめてしまいました。。。。




一度焼成して、修正しています。



blog238f.jpeg





この後、焼成。

焼成後の写真、撮り忘れ。






う~む。。。。






満足できず、さらに描きたして

3回目の焼成。。。。   




 うぅ~ん???




どんなにやっても満足できない。。。。

、、、と、いうか

近づこうと思えば思うほど
遠ざかってしまうような、そんな焦燥感に駆られます。。。。


これ以上はもう無理!と判断、

blog238i.jpg 
                控え目なサイズ。。。


これで出来上がり、つまり降参です。







ここまで書いてきて

最近読んだ本を思い出しました。

「ピカソになりきった男」



ピカソやマティス、ダリ、シャガール等々の贋作を作り
その道のプロ、つまり複数の美術商たちや愛好家達をも
易々と騙してしまった凄腕の贋作作家であるフランス人男性が書いた
驚愕の実話です。

依頼を受けたのちに、どのようにして贋作の制作にかかわったのか、
凄みを感じさせる命がけの作業が展開します。
まずは真似をする画家の詳細な経歴を徹底的に調べることから始まり、
画家の思考やクセまでをも感じ取ろうと もがき苦しみ、
それが終わると、その年代の古紙と顔料を手に入れ、
さらに古さを出すために工夫を凝らし、、、、と
贋作とはいえプロフェッショナルの仕事って鬼気迫るものがあるなぁ、と
いちいち感心しながら読みました。


「アート」が巨益を生むビジネスであるからこそ、
こうした贋作作家や、彼を利用する画商や詐欺師(!!)が存在するという、
素朴で素直なアート愛好家が読むと、心底がっかりしてしまうような
欲と金にまみれた、アートビジネスのどす黒い裏側を垣間見ることができます。

彼は最後には詐欺罪で投獄され、
きちんと刑期を終えた後は
楽しみとして(自分が描きたいような絵を自由に)描いて
余生を送っていますが、
最近は「フォージャー」という、贋作作家を扱った映画に
制作陣から、その腕を見込まれて制作指導として関わったそうです。

この映画はジョン・トラボルタが主演していて
ワタシはレンタルして見てみました。
劇中で、贋作作家役のトラボルタがクロード・モネの贋作を描く場面で
この人(の手)が代役として活躍したそうです。


アートがお好きな方に
「ピカソになり切った男」と映画「フォージャー」はおススメです。














     第2回 タイルスタイル x 3人展 のお知らせです


工房の卒業生である碧ざくろさん、SAKUMAさんと再びご一緒させていただき、

2年ぶりの作品展です。 場所は前回と同じ、入場無料です。



      blog118o.jpg


アートガーデンかわさき  は川崎駅東口より徒歩2~3分の場所にあるギャラリーです。

お近くにお越しの際は是非お立ち寄りくださいませ。

会期中は 3人のうち、誰か1人は必ず在廊しております。













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2017-02-19

デューラー作 「若い野兎」の模写 その2

デューラーが1502年に制作した

水彩画「若い野兎」の模写をしています。




blog238c.jpeg



もう最近、模写ばかりです。

大変なのですが、ちっとも飽きない。







昔、TVか何かで

ヨーロッパの美術館で

古い絵画の修復をしている方たち(プロの修復師ですね)を見たことがあり、

凄い☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆ 

何百年も前に巨匠たちが描いた絵を甦らせるなんて! 

巨匠たちの筆遣いの上を自分の筆がなぞっちゃう訳じゃ~ん 

いや、、、、でもそれって逆にコワいわ~~   と

想像しただけで心臓がドキドキしてしまいました。





blog238d.jpeg






絵画修復は まず最初に

絵の表面に付着した積年の汚れを洗浄することから始まります。

この洗浄作業は、当然のことながら科学的な知識がないと出来ないそうです。




科学的知識、、、

ワタシにはいっさい備わっておりませんです。(;д;)





絵画修復の世界とはまったく縁のない人生ですが、

趣味の一環として

こうして好きな絵の模写をすることが出来るのは

本当にウレシイです。。。。






blog238e.jpeg




下絵が終わりました。

このあと、釉薬で彩色していきます。










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2017-01-31

デューラー作 「若い野兎」の模写 その1

デューラーの模写を もう一枚制作します。


水彩画の「若い野兎」です。


これは水彩顔料オイル描きです。





15㎝角タイル1枚を使います。


blog238a.jpeg




blog238b.jpeg


後ろにある手本は

大きなサイズの画集です。

さすがに印刷が綺麗で

色の再現も美しく、お手本にピッタリです。




blog238c.jpeg





この水彩画もウィーンのアルべルティーナ美術館で見られます。

かなり有名な絵で、

昔、テレ東の「美の巨人」で取り上げられたことがありました。

内容がどんなだったか、今となっては全然思い出せませんが。。。







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2015-10-30

スペインタイルアート工房の装飾展

え~っと、完全に時機を逸してしまいましたが、、、


10月19日から24日まで銀座でスペインタイルアート工房の作品展が
開かれておりました。


飾り皿を一枚出品しましたが、
会期中はとにかくいろんな用事が重なりすぎていて
銀座方面に出掛けることもままならず、
搬入も搬出も先生方にお任せっぱなし、という状態でした。
先生方、すみません、どうもありがとうございました~


出品した14cm径の飾り皿をご紹介します。


9月中旬頃から 家でちまちま絵付けを始めました。



blog228a.jpeg




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元ネタの図柄は昨年オランダで買ってきたデルフトタイルの
分厚い本に載っていた17世紀のお皿です。


blog228d.jpeg


デルフトタイルなので、もちろんブルーホワイトですが、
それに勝手にカラー化して描いています。


blog228g.jpeg

これで絵付け終了。









一度焼成しましたが色が薄い部分が多々あり、
もう一度加筆してから焼成を経て出来上がったのが
下の写真です。


blog228h.jpeg




この同じ風景を、近いうちに
ブルーホワイトのマヨルカ水彩技法で描いてみようと思っています。




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プロフィール

ゲンちゃん

Author:ゲンちゃん
2002年、スペインタイルアート工房の通年コース受講開始。
スローペースでなんとか卒業し、以後、
気のむくままに制作を続けています。

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