2017-04-18

ブリューゲル「バベルの塔」展

ボイマンス美術館蔵

ブリューゲル 「バベルの塔」展
 \(^o^)/



今日から上野の東京都美術館で始まりました~~

ひやっほ~~(((o(*゚▽゚*)o)))



前夜からの暴風雨が心配でしたが、朝には雨が上がり、

初日に文字通り、ぶっ飛んで行きました




ボイマンス美術館、一度も行ったことがなくて、

何を一番見たかったか、というと

実はヒエロニムス・ボッシュの作品です。


ブリューゲルも勿論大好きだけど (彼が描いた「バベルの塔」は3点あり、

ひとつはこのボイマンス美術館に、2点目はウイーンの美術史美術館に(これは何度も見ました)

3点目はすでに失われた、と考えられています)


ボッシュは別格です。

デューラーと同時代の画家ですが、

真作と思われている作品は20点ほどしかないと云われています。



そのうち、スペインには

プラド美術館、マドリードの王宮、ラサロ・ガルディアーノ美術館、

エル・エスコリアル修道院等に

合わせて7~8点くらいもある、というボッシュのファンにとっては

天国のような場所なのですが

そんなボッシュの作品がオランダから2点も来日しているんです。






初日の今日は2時から都美術館の講堂で

記念講演会があったので、それも聞いてきました。


ボイマンス美術館館長と ボイマンス美術館のキュレーター2人による

「ボッシュとブリューゲル 絵画と版画」という内容でした。




ボッシュは生まれ故郷であるヘルトーヘンボスに生まれ、

一度も外国に出ることなくこの地で没しましたが、

ブリューゲルはイタリア・ローマに絵画の勉強に遊学し、

おそらくローマで見たコロッセオがバベルの塔のイメージに

深く影響しているだろう、という興味深い話を聞けました。




ブリューゲルは当初、ボッシュが生み出した奇怪なイメージを駆使した

摩訶不思議な絵を多く描きましたが、

後に「農民のブリューゲル」と呼ばれるように

庶民の日常生活をリアルに描写した作品が多くなりました。





美術展の後、ショップで

書籍やら絵葉書やらたくさん買い込み、

さらに期間限定という言葉につられて

バベルの塔をかたどったシフォンケーキを購入。

添加物がないので賞味期限が2日しかない、、、って???




都美術館内の喫茶店では バベルの塔にちなんで

ベルギーワッフルを使ったデザート「バベルの塔」がありました。



鑑賞と講演という、普段より頭を使った活動の後で

甘いものをとって、疲れた?脳に養分をあげようかな。。。








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2017-04-10

第2回 タイルスタイルx3人展 終了しました




   blog118o.jpg


工房の卒業生仲間である 碧ざくろさん、SAKUMAさんと 3人で開催した作品展が

昨日、無事に終了いたしました。





前半は桜の満開時期とほぼ重なり

後半は雨模様の天気が続き、、、

厳しい状況でしたが、2年前の3人展よりも

入場者数が増えていて、3人とも安堵した次第です。




3人で在廊した日もあれば 1人で店番?の日もあり、

来場者が思いのほか多かった時間帯などは

こちら側の対応がなかなか出来なかったこともあったかと思います。

至らなかった点がありましたらお詫びいたします。




年度が変わり、新生活が始まったり、桜が咲き始めたり、と

忙しいうえに さらにお出掛けプランが満載となるようなこの時期に、

私たち3人の作品を見にアートガーデンまで足をお運び頂きました

来場者のすべての方々に この場をお借りして 心より御礼申し上げます。

皆様、本当にありがとうございました
 
 
 
 (*^_^*)




会期中に頂戴した ご意見・ご感想等を

今後の活動や作品展に反映させていきたいと思っております。








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2015-04-05

作品展が終了いたしました

川崎のアートギャラリーで開催していた
友人2人と共同の作品展「タイルスタイルx3人展」が
本日、無事に終了いたしました。

5日間と云う短い会期にも関わらず
お忙しい中、また、ここ数日の気温が低く肌寒い中、
予定をやりくりして会場まで足をお運び頂いた皆様に
この場をお借りして、心より御礼申し上げます。

2011年、2013年の個展に続き
今回は、2人の才能溢れる強き味方を得て
開催にこぎつけた作品展、
本当に楽しい経験になりました。


約1年半まえの企画段階から
一緒に考え、アイディアを出し合い
お互いを支えながらの共同作業で
非常に充実した日々を過ごせました。


今回の作品展で得た経験や刺激を基にして
また新たな展開が出来ればいいね、と
3人で話しております。


皆様、本当にありがとうございました。



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2013-12-07

川瀬巴水(かわせ・はすい)展

大田区立郷土博物館で開催中の
川瀬巴水展を見てきました。
(会期 10月27日~平成26年3月2日まで)


明治期に衰退の一途をたどっていた伝統的な木版画技術を復興し、
新時代の「新版画」を提唱、風景画を中心に、
昭和32年に亡くなるまでに700点近い版画作品を残しました。

港区新橋生まれの巴水は
版画制作期間のほとんどを
移住した大田区で過ごし、区内で没したという事で
墓所も郷土博物館にほど近い万福寺にあります。


巴水は自然の風景をこよなく愛したようで、
日本各地を旅行し、そこでスケッチした風景や人々、日常などを
作品に残しましたが
盟友・伊東深水はそんな川瀬のことを「旅情詩人」と呼んだそうです。


風景画の構図は、とても参考になります。
細部にまでこだわる描き方、
さらにふんわりと積もる雪を表現するために
版木に工夫を加えたことなど
解説を読みながら一人「う~ん(すごい)」と唸ってしまいました。

会期は約4か月で、前期、中期、後期と
制作年代によって分かれています。


ワタシは先月、前期を見てきましたが
完成品の版画の他に、川瀬の肉筆水彩画や
写生帖の展示もありました。


、、、全作品を掲載した分厚いカタログも買っちゃったけど
なんとか時間を作って
中期、後期の展覧会も見ようと思っています。
やっぱ本物を鑑賞したいですもんね。

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ちなみに、

生誕130年にあたる今年、
千葉市美術館でも生誕130年 川瀬巴水展 —郷愁の日本風景が開かれています。






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2013-11-06

伊万里 染付けの美

酷暑の夏がようやく終わったと思ったら
10月は毎週のように台風がやって来て、
今年の秋はなんだか気忙しい、、、

な~んて思っていたら
もうすっかり秋も深まって
お天気さえよければ
少し冷たくて新鮮な空気を吸いにお散歩に出かけるのが
とっても楽しい季節になりました。。。。



、、、という訳で、


六本木一丁目駅から歩いて5分ほどの場所にある
泉屋博古館分館で開催中の
「伊万里焼 染付けの美」展を見てきました。



伊万里の染付けの中でも、江戸時代後期に作られた
直径40cmを超えるほどの大皿ばかりを集めた
ちょいと異質の内容です。

なぜ異質か、というと、

伊万里焼は江戸後期になると大量生産された結果、質が低下して
一時的に庶民向けの雑器とみなされていた時期があり、
19世紀に作られた伊万里の大皿は、
いままで美術品としての価値がない、とされ
日の目を見ることがなかったからです。




江戸後期には、料理文化が発達し
高級料理店などが出来たことにより
財を成した庶民階級が大皿料理を供する宴会などが増え、
そうした場で伊万里の大皿が活躍するようになったそうです。

宴会で使われたので
絵柄は鶴、富士山、七福神、鯉や竜・鳳凰・獅子、松竹梅など
御目出度いものが喜ばれたのですが、
かなり大胆な構図の皿や
「え?こんなデザインの皿に盛った料理って
美味しそうに見えるのかなぁ???」と
首をかしげたくなるようなものなど
ある意味、珍品ぽい伊万里大皿が並んでいます。

江戸の人たちは、粋で洒落っ気があり、
もしかしたら現代に生きている私たちよりも
感性もユーモアもずっとずっと自由奔放だったのかも知れません。




また、この時期の伊万里に大きな影響を与えたのが
江戸中後期にかけて幕府が行った
「享保の改革」や「天保の改革」でした。
(うひゃ~  歴史の授業を思い出しますよね)


ぜいたく品の取り締まりにより、華やかな色絵が敬遠されましたが
藍色の染付けは、地味めだという理由で
統制を受けませんでした。


奢侈禁止令を受けた結果、、、


たとえば
着物の反物では、色数を抑えるよう統制を受けた職人たちが
小紋を生み出しました。
小紋は高度な技を必要とし、
制作に時間も手間もかかる贅沢品ですが、
遠目で見れば無地にも見えるために
幕府の役人の目をごまかすことが出来たのです。


色絵を描けない職人達は
藍色だけで豪華な大皿を演出するために
知恵を絞り、絵柄だけでなく地模様にも凝りました。
デザインの背景に網地、亀甲地、麻葉地、などの
非常に細かい模様を入れたのです。


いや、もう、この地模様が
ほ・ん・と・にスゴイ!!
メチャクチャ細かくて
あまりの細かさに
じーっと見つめているうちに目がかすみ、
コンタクトレンズが乾いてきて涙が出てきました。

特に「みじん唐草」の大皿。
こんなん人間が描けるのか?
マジでわが目を疑いました。

制約を受けても、
あるいは制約を受けたことが契機となり
さらなる発展を遂げてしまう日本の伝統文化は、、、
やはり素晴らしいです。。。。





江戸後期の職人たちが高度な技術を保ちつつ
豊かな想像力と遊び心を取り入れながら制作したこのコレクション、
染付けが好きな方なら一見の価値があると思います。




blog99i.jpeg
あ、パンフの写真がボケ気味。




詳細はこちらからどうぞ。。。
   


特別展「図変り」大皿の世界

伊万里 染付けの美

会場: 泉屋博古館分館

   




theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

プロフィール

ゲンちゃん

Author:ゲンちゃん
2002年、スペインタイルアート工房の通年コース受講開始。
スローペースでなんとか卒業し、以後、
気のむくままに制作を続けています。

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