2010-01-31

ベルデ・コブレの壷


スペインタイルアート工房のカリキュラムで
単位4に水彩技法の花瓶(壷)というのがありました

ベルデ・コブレという酸化銅を
含んだ顔料を使います
粉を筆で溶いて描くと銀色っぽい灰色ですが
焼成すると緑色になり、
濃く描いた部分は銀色になります

デザインは自由に選んでよかったので
16世紀にスペイン・アラゴン地方で
作られたクエンカタイルのデザインを
タイルの本から選んで描きました

グロテスクな鳥と 花かご という
奇異な取り合わせです




blog82.jpeg


濃く描いていないので
銀色にはなっていませんね


作ったのは6年くらい前になります
水平になるべき線は曲がってるし
太くなったり細くなったりで不安定、
曲線もうまく描けず
最後のほうはかなりいい加減に描いていました

いつかこの花瓶(壷)に再挑戦しようと
思っていました

ベルデコブレではなくギリシャのデザインに
してしまいましたが、、、



その話は次回に

スポンサーサイト

theme : ハンドメイドの作品たち
genre : 趣味・実用

2010-01-28

星座の壷

鋳込みの壷でギリシャ黒絵の
作品を作りました。

題材は星座です。

星占いに使われる黄道12宮を
入れたかったのですが
全部入れると ひとつひとつが
小さくなりすぎるので断念。

絵になりそうな星座???、、、と
考えて
山羊座、さそり座、オリオン座の
3つを選びました。


blog65.jpeg

山羊座です。

上半身が人間、下半身が山羊という姿の
羊飼いの神パーンが
怪物テュフォンから逃げようとして
魚に変身して川に飛び込もうとしたものの
非常に慌てていて上半身が山羊、
下半身が魚、という奇妙な姿になったのを
神々が見てたいそう喜び
記念にその姿を星座にしたのだとか。

真珠色のラスター彩を塗ったので
キラキラ輝いて見えます。



blog64.jpeg

さそり座です。

心臓のあたりに赤く明るく輝く星は
アンタレス。ちょっと不気味。
赤色のラスター彩を全体に塗りました。


blog66.jpeg

オリオン座です。

優秀な狩人だったオリオンは
傲慢な性格で、
大地に恵みをもたらす女神ガイアの怒りを買い、
女神に遣わされたサソリの猛毒で命を落とします。

星座となった今でもサソリを恐れ、
さそり座が空に昇ってくると
地平線の下に隠れてしまいます。

さそり座と対照的に
青のラスター彩を塗りましたが
色の調節を失敗してしまい、
よく見えなくなってしまいました。
カメラのフラッシュを使うと
青く光りますが。


blog70.jpeg


蓋にはさすがに星座のイラストを
入れるスペースが無かったので
南半球の夜空に輝く星の名前を
入れました。


南十字星は、、、
あれれ、写真の撮り方がなってないな。
すんません。ウラに描いてあります。




theme : ハンドメイドの作品たち
genre : 趣味・実用

2010-01-25

トルコの市場

18cm径のお皿を使ったクエルダセカの作品
「トルコの市場」をご紹介します。



blog69.jpeg


以前、どこかで見かけたトルコのタイルの
デザインのもとに、
店の内容や人物を自分なりにアレンジしました。


左側はスパイスやお茶、ドライフルーツ等を扱う店、
右側は陶器のお店です。


陶器屋のオヤジ、胡散くさそうな感じが
自分でも気に入っています。
右端の男性が「皿を一枚おくれ」と言ってるのに
左手の指を3本見せて
「3枚買うなら安くするよ~」と言ってます。
(と、想像しつつデザインしました)

実際、イスタンブールのグランバザールに
行ったときは こういう感じで
食い下がってくる?店員が多くて楽しかったです。
陶器店でお土産用に小さな陶器のマグネットを買おうと
張り切って値切り交渉したら
若い店員が「日本から来たアンタは
金持ちだがオレは貧乏だ、プアーなんだ、
そんなに値切るなよ」と言い出して
大笑いした事を思い出しました。

値切り交渉は 実はほんのゲームであり
会話を楽しむ場なのかも知れません。


手前で立ち話する二人の女性は
バーゲン?で手に入れた洋服の話でも
しているのでしょうか。

反物を両手に抱えて足早に
歩いていく中央の男性は
仕えているご主人のもとに
急いでいるのでしょうか。

ちなみに陶器店の棚からぶら下がっている
青い目玉みたいなモノは
トルコにいくと必ず目にする
厄除けのお守りで
「ナザールボンジュ」といいます。
確かギリシャにも同じものがありました。



下絵は黒の顔料をオイル描きしたので
焼成後も黒い線が残っていますね。


下絵が出来上がった状態です。
    ↓


blog56.jpeg




デザインを考えているときが
最高に楽しい作品でした。


トルコの市場、店を変えれば
いろんなバージョンが出来そうなので
シリーズ化?しようと思ってます。


スペインタイルアート工房の講師であるY嬢が
「水タバコの場面いれたらどうでしょう?」と
提案してくださり、そのアイディア取り入れます!
どうもありがとうございます!!




theme : ハンドメイドの作品たち
genre : 趣味・実用

2010-01-20

ベニス


先週仕上がったクエルダセカの風景画「ベニス」です



blog72.jpeg




6年前に旅行したときに撮った写真を
基にしました



クエルダセカの風景画を作るときは
常に白タイルを使用しています

まず最初に大体の輪郭を
カーボンで写してから
今回は黒、グレー、茶の顔料を
使ってオイルで下絵を描き、


blog7.jpeg




空と運河はブルーとグリーンの顔料を
オイルで溶いて筆で塗ります



blog54.jpeg



次に 両岸の建物や船、ゴンドラなどに
クエルダの釉薬を落として焼成です




blog55.jpeg



運河の色が思ったよりも
どんよりと暗い色に仕上がりガックリ

画面全体が予想より暗くなってしまったので
太陽光があたっている感じを出すために
右側の建物の壁面や
左手前のボートに白の釉薬を落として
もう一度焼成


出来上がりがトップページの写真です
額に入れてやっと完成!


theme : ハンドメイドの作品たち
genre : 趣味・実用

2010-01-15

花を咲かせる人(ギリシャ黒絵)


ギリシャで買った本を参考に
作ってみました。





blog67.jpeg



「花を咲かせる人」と勝手に命名。

ほんとは「花咲じいさん」にしようかと
思いましたが、まだオジサンですね。
ほんとにハッピーな表情で和みます。

左右にある樹から 多くの枝が伸び
花や実がたくさん付いています。

五穀豊穣を祈願したのかも。

鳥2匹と枝に止まるバッタは
オリジナルそのままですが、
左の樹のてっぺんにある
鳥の巣とヒナは創作です。



絵を描いてから一度 焼成し、
透明釉薬をかけてまた焼成。
さらに金色のラスターを樹の幹や花、実などにのせて
3回目の焼成で やっと出来上がりました。


斜め横から写真を撮ってみました。
こうすると ラスター部分が
わかりやすいと思います。




blog68.jpeg


theme : ハンドメイドの作品たち
genre : 趣味・実用

2010-01-12

アルハンブラ宮殿からの眺望

blog60.jpeg


この風景画を作ったのは
数年前になります。
クエルダセカ技法です。

アルハンブラ宮の写真集でみた
一枚が気に入り、
(水彩は難しそう、、)と
クエルダで挑戦してみました。

建物内部壁面をびっしり埋め尽くす
アラビア文字と幾何学模様は
かなりの部分を水彩の顔料を
オイルで溶いて細筆で描き込み、
遠景の街並みや空は
クエルダの釉薬を使ってあります。

遠くの山の稜線が
ピンクと青紫に霞んで見えたり
家々の色も少しずつ違う色で
クエルダの色を選ぶのに一苦労。

でも一番大変だったのが
やはりアラビア文字でした。

形を知らないので
ひたすら写真どおりに模写、
書いてある内容がわかったら
また一段と面白いだろうなぁ、と
思いつつ制作しました。











theme : ハンドメイドの作品たち
genre : 趣味・実用

2010-01-04

イスラムデザインの壷

あけましておめでとうございます。

今年もスローペースで制作して
このブログで製作過程や説明を
お届けしたいと思います。

よろしくお願いします。


去年秋に仕上げてすっかり忘れていた
イスラムの壷を紹介します。


スペインタイルアート工房のイスラム専門コースで作った壷です。




blog57.jpeg



blog58.jpeg

デザイン提供・スペインタイルアート工房



釉薬をかけて一度焼成してから、
ラスター液で絵を描き、
さらに焼成して完成です。


ラスターだけの絵は
ちょっぴり渋めでしかも派手な
感じがでます。


theme : ハンドメイドの作品たち
genre : 趣味・実用

プロフィール

ゲンちゃん

Author:ゲンちゃん
2002年、スペインタイルアート工房の通年コース受講開始。
スローペースでなんとか卒業し、以後、
気のむくままに制作を続けています。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム