2010-02-26

ガーデンテーブル「生命の樹」

数年前に、イスラムデザイン「生命の樹」をモチーフにした
タイルをネットで見つけてクエルダセカのタイルを作りました。



当時、ベランダに置くテーブルを探していました。


テーブルトップがモザイクタイルのものが
欲しかったのですが、気に入るものが無くて
結局 「生命の樹」タイルを市販のテーブルトップに
貼り付けることにしました。

ベランダに置くので、汚れ防止、防水のために
透明釉薬をかけて再焼成しました。


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4枚組みタイルの周囲は
ホームセンターで買った紺色と水色のモザイクタイルで
埋めました。



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四角のモザイクタイルで埋めていくと
円形の隅に隙間が出来るので
やや大きめのタイルを買ってきて
適当な大きさにカットして貼り付けました。

出来上がったときは けっこう綺麗だったなぁ。


今ではベランダで風雨にさらされ
透明釉薬で出来たヒビに
ほこりが入ったりして かなりトホホな姿に。





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2010-02-19

オリーブの収穫

オリーブの収穫を描いたデザインを
最初に目にしたのは
スペインかイタリアのオリーブオイルの
ボトルだったと思います。

そのときの写真はないのですが、
なんとなく構成は覚えていたので
それをもとに3年位前に
スグラフィートで作ってみました。


blog90.jpeg

まずは粘土板を作り、その上に
エンゴーべを塗った後、
下絵を写して、エンゴーべの部分が
浮き出るように彫刻刀で削っていきます。

細かい絵柄を表現するときに
削るのはちと無理があり、
ごつごつした粗い仕上がりです。

最後に緑色の透明釉薬をかけて
もう一度焼成したので、
全体が緑色になっています。





ギリシャのテッサロニキ博物館で
これとほぼ同じデザインのタイルを見つけました。


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多分、オリーブオイルのボトルは
このデザインだったのだと思います。






じゃ、ギリシャの黒絵でまた描いてみよう、と
今度は18cm径のお皿で表現してみました。


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まず黒のエンゴーべを全体に塗り、
ベージュと茶のエンゴーべでデザインを
描いていきます。
削るのとは違い、細筆で
細かいデザインまで描けるので
オリーブの樹の葉っぱや
実まで描き込めました。


樹の上には 
オリーブの実をくわえた鳥を描きました。

透明釉薬をかけて焼成したので
テカテカして光って見えます。



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2010-02-15

イスラム専門コースの角皿

スペインタイルアート工房のイスラム専門コースで作った
角皿です。


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デザイン提供:スペインタイルアート工房


お皿の絵付けはまず中央部分から初めて
外側に向かって描いていきます。
中央部分がへこんだ角皿です。
真ん中を描くときにお皿のふちを
手や袖でこすらないように
お皿を箱に入れたままの状態で
描いていきました。





マヨルカタイルは色に濃淡をつけ、
輪郭線もわざとずらして描いたりして
ゆったりと大まかなデザインが多いのに対し、


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デザイン提供:スペインタイルアート工房




イスラム系のデザインは
色も輪郭も非常にきっちりしていて、
これでもか、というくらい
隙間を埋め尽くす、、、。

民族の気質や 住んでいる土地の
気候?が反映するのでしょうか。
宗教観の違いもあるのかな。

そういえばイスラムの教えで
神のみが完璧な存在であり
人間は完璧なものを作ってはならない、というのが
あったような気がします。

緻密なデザインを追及するからこそ
こんな考えも浮かぶのでしょうね。

スペイン、イタリアなどラテンの国々では
「え?完璧になんかできるわけないじゃ~ん!」という
声が聞こえてきそう。



タイルデザインもそういう観点からみると
面白いですよねぇ。






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2010-02-11

クエルダセカ風景画の修正

以前、このブログにものせた
「ベニス」と「カサ・バトリョ」
空の部分は顔料をオイルで溶いて塗っていました。

下書きの状態だとわりと綺麗な色なのに
焼成すると暗い色になったのが
気になっていたので
釉薬をのせて再焼成してみました。





「カサ・バトリョ」修正前

     ↓

カサ・バトリョ





「カサ・バトリョ」修正後

     ↓

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ついでに壁紙も明るいブルーに交換。
デジカメを撮ったときの
照明の具合にもよりますが
元ネタの写真の感じに近づきました。
明るい夜空です。






「ベニス」修正前

     ↓

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「ベニス」修正後

     ↓

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以前と比べて空が明るくなりました。
建物に影がさしている効果も
わかりやすくなったかもしれません。



クエルダセカで風景を描くとき、
空に均一に釉薬をおとすのがヘタなので
オイル描きにしてきましたが
限界があるかもしれません。

なにより透明感が出しづらいのが難点。

今後は空の表現は釉薬にしようかな。







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2010-02-09

ギリシャの壷「狩りと戦い」



焼成が一度だけなので
素焼きの素朴な感じが出ていると思います。



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壷を回しながらデジカメ撮影。




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戦士が持っている盾の図案が面白いです。
動物(あるいは想像上のいきもの)がメインです。
強そうなのもいれば、か弱そうなものも、、。


戦士は顔の部分が小さくて
表情を描き込めませんでした。
でも写実的なデザインではないので
これでいいかも。


まるで舞台の上で一瞬止まった
ダンサー達のよう。
歌舞伎役者が「見得」を切っているみたい。


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狩りの部分アップ写真。


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馬に乗っていない人は勢子でしょう。
あやうく馬に引っ掛けられそうに!



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勢子がウサギに向かって投げたのは
ウサギを驚かせて動きを鈍くさせるための
道具なのでしょう。


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2010-02-05

ギリシャの壷「狩りと戦い」(制作過程)

前回の続きです。

ベルデコブレで納得できなかった壷、
ギリシャで買った本に出ていた
デザインで作ることにしました。

まずは下絵の準備から。
壷は立体なので曲線に沿った型紙を作り
一周したときにうまく絵がつながるように
下絵を描きます。

次に、色鉛筆で色を塗ります。
ギリシャ絵は白、ベージュ、
茶、黒が基本なので、この4色を使い、
全体の感じをつかむために
適当に色分けします。


ここまでは普通の紙を使った作業。



戦いの場面の下絵です。


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狩りの場面の下絵です。


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下絵をトレペに写して穴あけ。
これで下準備が完了です。


壷全体の色は当初ベージュの予定でしたが
下絵のバックがベージュなので
メリハリをつけるために白に変更。


全体に白のエンゴーべをぬり、
下絵を写してから描き始めます。




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描きやすい高さになるよう
壷を大きなジャムの空き瓶の上に
乗せたりして高さを調節しながら描いていきます。


戦いの部分は角度がオーバーハングになるので
手首は痛くなるわ、エンゴーベが筆を伝って
指まで流れてくるわ、けっこうタイヘンです。



白のエンゴーべをベースにすると
透明釉薬をかけて再度焼成したときに
黒の部分がかすれたり、にじんだりする恐れがあるので
一度焼成した素焼きの状態で
完成品にします。


次回、完成品をお見せします。






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プロフィール

ゲンちゃん

Author:ゲンちゃん
2002年、スペインタイルアート工房の通年コース受講開始。
スローペースでなんとか卒業し、以後、
気のむくままに制作を続けています。

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