2011-08-29

閑話休題 ~ 額について


前回記事のコメント欄で
額に関する話が出ましたので
今回は額についてのお話をします。



風景写真をタイルにすると
やはり額があったほうが見栄えがいいな~、という事で
ユザワヤさんの額コーナーに
足しげく通うようになりました。

最初の頃は いろんなサイズがあるし
どれにタイルを入れてよいものやら
皆目見当がつきませんでした。


サイズの呼称については
油彩、水彩、デッサン、賞状、写真など
用途により それぞれ違います。
わたしが使用する太子(たいし)や大衣(おおごろ)は
たしかデッサン額の呼び名です。



額を選ぶ際に
サイズや厚みを確かめたら
あとは 額縁のデザインで選びます。


余談ですが、4月の個展の時に
来場された方に「ヴァッサーハウス」の額は替えたほうが良い、と
ご指摘を受けました。
黒っぽいシンプルな額に入っていたのですが
その方によると「作品の雰囲気に合っていない」とのこと。

その後、別の額に替えたら
確かに作品のイメージが大きく変わり
驚きました。


、、、という訳で
額縁のデザイン選びはとても重要です。



わたしは 作品を作り始めて
完成が近くなってきたら
額を買いに出かけます。

作品が額に入った状態を想像しつつ
あれこれ考えながら、額を引っ張り出したり、
売り場を行ったり来たり
かなりアヤシイ人に見えると思います。




額には前面にガラス板やアクリル板が入る
構造のものが多くあります。

ユザワヤさんによると
3月の震災以降、落下を恐れて
ガラス版からアクリル板に
替える人が多くなったそうです。

重量もアクリルの方が軽いので
壁に飾る場合もいろいろと都合が良いようです。



タイルアートを始めたことで
額のこともいろいろと知識が増えて
世界が広がるようでよかったな、と思っています。








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2011-08-27

鳥と果樹 4枚組み 


背景に釉薬をのせて焼成が終わり、
ユザワヤさんで買っておいた額に入れて完成です。

30cmx30cmの額なので
4枚組みタイルのサイズとぴったり同じはずなのに
ビミョーに枠が小さい

額の木枠を削るのはいくらなんでもメンドウなので
タイルの側面をサンドペーパーですこし削ったら
きちんと入りました。 ふぅ。 






blog127p.jpeg






中央部分拡大


blog127n.jpeg





今回はデジカメの写真の出来が良すぎて?
背景は とても綺麗な濃紺色に見えていますが
実際には 濃淡のムラがあります  

濃淡のムラ、、、、

濃い色だとムラが目立ちますな。


いつか気が向いたら修正するかも、、、知れません。



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2011-08-22

ポンテ・ベッキォ(フィレンツェ) 下絵のつづき



川面と空は後回しにして
家並みと橋など主な部分を描き終わりました。

次に家並みに 顔料を使って彩色していきます。



blog129e.jpeg




最初の頃、クエルダセカで風景画を描く時に
オイル描きは輪郭のみで あとは殆ど釉薬を落としていました。

「ミラノの桜」という作品を作ったときに
釉薬をのせるのは 手前の桜だけでいいや、と
思ったのがキッカケで、以後、
風景の内容により、オイル描きだけで済ませる部分と
釉薬を落とす部分を考えながらの作業になりました。


空は面積が広いし、雲の質感をだすには
やはりクエルダセカが適しています。

問題は川面の表現です。

写真で見ると、表面に細かくさざなみが見えていて
橋の影や岸辺の建物の色までもが移りこんでいます。

うぅ~ん、どうやって処理しよう。。。


今回は まだまだ下絵が続きそうです。







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2011-08-14

ポンテ・ベッキォ(フィレンツェ) 下絵

顔料を使ってオイルでひたすら下絵を描いていきます。




blog129a.jpeg



右手をタイルに直に置いて描くとラクなので
左側から描き進めていきます。




下絵は水彩の顔料をクエルダセカのオイルで溶いて
描きます。
木々はグリーンの水彩顔料で、
茶色い屋根はブラウンの水彩顔料で、
やや黄色がかった建物の壁面はイエローの水彩顔料で、、
、、という具合にそのつど描いていくので
ブラシクリーナーでこまめに筆を洗いながらの作業です。





blog129b.jpeg







blog129d.jpeg



右手前にのびる建物を描いたら
奥行き感が出てきました。



ポンテベッキオは2階建ての構造になっています。

前回、書いたとおり一階は貴金属店が立ち並んでいますが、
2階部分は「ヴァザーリの回廊」と呼ばれる通路になっています。

ヴァザーリは16世紀に活躍した画家かつ建築家かつ都市設計家。
さらに庭園設計から祝祭演出(今風に言えばイベントプロデューサー?)まで
手がけた超マルチタレントな人でした。
(ルネサンス期の人ってダヴィンチや
ミケランジェロのようにマルチタレントが多いです)


ヴァザーリは、当時、フィレンツェを支配していたメディチ家の当主に命を受け
ベッキオ宮殿からアルノー川を渡り、ピッティ宮殿につながる
秘密の通路を作りました。それがこのヴァザーリの回廊です。

当初の目的はメディチ家の人々が、暗殺や敵の襲撃から逃れるため
だったそうです。

現在、この回廊には有名画家たちの自画像だけを集めた
コレクションが展示されています。






※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


16日~20日まで留守にいたします。
次回のブログ更新は22日頃の予定です。
よろしくお願い致します。

猛暑が続いております。
体調管理に充分留意し、気をつけてお過ごし下さい。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※





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2011-08-10

鳥と果樹 4枚組  背景の彩色

鳥と果樹4枚組、だいぶ間が空いてしまいましたが、
焼成が終わり、背景の色で悩んでいるところまで
ブログに書きました。


一回目の焼成が終わった状態です。 
       ↓

blog127h.jpeg





背景に紺色ドロドロ釉薬を使うかどうかを
判断するために作った
テストピースが焼きあがってきました。


blog127aa.jpeg


右半分だけ、もう一度釉薬をのせたら
やはり あのウネウネ模様がでました、、、

隙間に入れた87とブランコを混ぜた色見本は
ポンテベッキォのタイルで使います。


他のドロドロ釉薬でも同じことが起きるのかな~?
近いうちにまたテストピースを作ってみようっと。






このサンプルの結果を見て
鳥と果樹の背景は結局
別の釉薬(濃紺)を使用することにしました。

というのも、ドロドロ釉だと一回できれいな濃紺がでる
可能性が低そうだから。
この釉薬は やはりいろいろとテストピースを作って
性質を見極めてから使ったほうが良さそう、と判断しました。



写真だと見えづらいのですが
濃紺の釉薬をのせました。

blog127k.jpeg


右上の一枚だけ色が違って見えますが
これは まだ釉薬が乾いていないからです。


これで焼成です。











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2011-08-06

鋳込みの壺

本体(容器)の焼成がおわりました。




blog130f.jpeg



ちょいと角度を変えて写真撮ります。


blog130g.jpeg



さらに少し廻して、もう一枚。


blog130h.jpeg





絵付けは下絵いらずのラクチン作業、
こういうあっさりした絵柄を描いていると
南欧っぽいデザインのパスタ皿とか
マグカップなんかを作りたいな~、と思ってしまいます。



この壺の形、カーブが美しくてとても気に入ってますが、
鋳込みでつくるのが ちとメンドウです。
ビスクで商品として買えるといいなぁ。


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2011-08-03

ポンテ・ベッキォ(フィレンツェ)

5月にフィレンツェで撮ってきた写真をタイルにします。
サイズはA4です。



いつものようにトレペで下絵を移してから
オイル描きで町並みを描いていきます。




blog129a.jpeg



ポンテベッキオは「古い橋」という意味で
名前の如くフィレンツェ最古の橋です。

アルノー川にはいくつも橋がかかっていますが
ポンテベッキオは橋の両側に貴金属店が並び、常に観光客で一杯の
賑やかな場所です。


撮影ポイントはウフィツィ美術館の2階。

現在、ウフィツィ美術館では予約入場制度があり、
予約無しだと長い行列に並ぶことになります。

ホテルのコンシェルジェに予約をお願いし、
取れた時間は午後4時。
まず一階からゆっくりと絵画を鑑賞、
2階の突き当りまで来ると大きな窓から
ポンテベッキオを眺めることが出来ます。

入場者はもちろんルネッサンス期の名画を
中心とした所蔵品を眺めることが目的ですが、
この大窓付近も写真を撮る人たちでいつも混雑しています。

という訳で、この窓からの光景は
とてもポピュラーだと思います。






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プロフィール

ゲンちゃん

Author:ゲンちゃん
2002年、スペインタイルアート工房の通年コース受講開始。
スローペースでなんとか卒業し、以後、
気のむくままに制作を続けています。

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