2012-05-28

バッサーハウス(夏) その3

下絵は、どうにかこうにか最終段階にきています。



あと、もうちょっとだぁ~ 



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ヴァッサーハウスを作ったのは
フリードリヒ・シュトーヴァッサー(1928-2000)という
オーストリアの画家・建築家です。
一般的にはフリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサーという
名前で呼ばれました。
日本文化に感銘を受け、北斎や広重など浮世絵にも影響を受けた彼は
たびたび改名したそうで、
フンデルトヴァッサーとは彼が日本で使った雅号である「百水」を
ドイツ語訳したものです。





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もとの写真には車が数台写っていますが
これは全部無視しました。大変だし。 
馬車はきちんと描きこみます。
この風景にぴったり溶け込んでますからね。


石畳の歩道はもうこれ以上描く気が失せてしまい、
粒子入りの釉薬で誤魔化すことに。。。 



オイル部分の描き忘れがないか全体のチェックをしたら
クエルダセカの彩色に入ります。





  嬉しいお知らせで~す!(5月31日追記)

6月3日(日) 昼 12:45〜(日テレ系列)
「世界まる見え!DX 特別版」の「日本で体験できるスペイン特集」で
スペインタイルアート工房が紹介されるそうです
 

必見ですね~!内容は全然知らないのですが
三越でイベント終了したと思ったら、今度はTVに登場です!!
嬉しいですね~~





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2012-05-24

「 レオナルド・ダ・ヴィンチ 美の理想」展

渋谷のザ・ミュージアムで開催中の
「レオナルド・ダ・ヴィンチ 美の理想」を見てきました。


目玉は日本初公開の「ほつれ髪の女」

うつむき加減で伏し目がちの若い女性の
頭部だけ描かれています。
小さな作品なので、できるだけ近くで見ようとして
グッと身を乗り出して見つめている人が多いです。
モナリザと同じく、かすかに微笑んでいますが
瞼が薄く閉じられて目の表情が見られないため
余計、神秘的に見えます。




おなじく日本初公開なのが「岩窟の聖母」。

ルーブル美術館とロンドンのナショナル・ギャラリーにある
あの有名な2作、、、、ではありません。
なんと! 個人蔵の「岩窟の聖母」です。
なので、なかなか世間の目に触れる機会がないそうです。

個人蔵、、、、
一個人でダ・ヴィンチの作品を所有してるってスゴイ事ですよね。
温度管理とか湿度管理とか、当然の事、セキュリティの問題とか云々、
いろいろ想像しちゃいますね、、、って大きなお世話ですが。
そういえば、あのビル・ゲイツさんも
確かダ・ヴィンチの手稿(レスター手稿だっけ?)を購入した、という
ニュースが数年前に報道された記憶があります。



人物の姿勢や構図はルーブル美術館所蔵の絵と同じですが
色味はナショナル・ギャラリー所蔵の絵と似ている作品でした。

ダ・ヴィンチ関連の本によると
ルーブル所蔵の「岩窟の聖母」はダ・ヴィンチ主導で
デ・プレディス兄弟(ミラノ在住の画家)と共作、
ナショナル・ギャラリー所蔵の作品は
デ・プレディス兄弟が中心となって描いた、との事。





ダ・ヴィンチは、10代前半で弟子入りしたベロッキオの工房で
素描を徹底的に教え込まれたそうで
日本初公開の「衣紋の習作」も見事です。
まるで目の前に実際に
柔らかな布が置かれているかのようでした。




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ミュージアムショップでダ・ヴィンチ関連の本を買い込んでしまいました。
真ん中のチケットに印刷されているのが「ほつれ髪の女」です。
会期は6月10日まで。





   こちらは 5月29日(火)迄ですよ~!!
            
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         日本橋三越 本館5階 スペース#5にて
  LOVE BLUE ~ color of the Earth ~ 開催中です

      船戸あや子先生とスペインタイルアート工房から
  陶箱、飾り皿、時計、アクセサリー等々を出品、展示販売しています
  ブルーやグリーン、ホワイトなど海や空の色がもたらす
  リラックスカラーをあしらった素敵な作品が勢ぞろいしています

   詳細はこちらへ 



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2012-05-19

バレンシアタイル(水彩)

4枚組のバレンシアタイル、絵付けが終了し、
写真を撮りました。


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焼成が終わると、こういう色合いに変わります。

blog141g1.jpeg
あ、、、フラッシュが反射してしまった、、、 





バレンシアタイルは明るいグリーンやイエロー、オレンジを多用し、
パッと明るいイメージがして室内装飾にはピッタリです。




苦手意識のあったマヨルカ技法、何回か練習しているうちに
だんだん好きになってきました。 フフフ。  


この調子でさらにマヨルカ技法の練習を続けていきます。

今度は工房の作品や本を参考にしながら自分でデザインを作り、
バレンシアタイル風の彩色を考える、という作業に取り組みます。  ヤル気充分










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  陶箱、飾り皿、時計、アクセサリー等々を出品、展示販売しています
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2012-05-16

日本橋三越 「LOVE BLUE」~color of the Earth~

日本橋三越で5月29日(火)まで開催している
「LOVE BLUE」~color of the Earth~を
見てきました 

スペインタイルアート工房のHPでも
お知らせしているのでご存知の方は多いと思いますが、
あや子先生の作品と、工房の先生方の作品が
展示販売されています。

エレベーターに近い場所に工房作品の展示スペースがあるので
5階に来たお客様には割と目立ちやすい立地です  

本格的な夏を前に、だんだんと気温が高くなってくると
ブルーやグリーンなどの涼しげな小物や雑貨が
おうちにあると、それらを眺めるだけで
気持ちが落ち着いたり、爽やかな気分になれますよね。

平日の昼過ぎでしたので、比較的お客様の少ない売り場を
さんざんウロウロして、あれこれ迷ったすえに
ブルーグリーンの透明感あふれるお皿を買いました。

エへへへ、早速キッチンのカウンターに置こうっと。



ところで、このイベントスペースのすぐ近くに洋食器売り場がありまして、
ハンガリーの名窯「ヘレンド」の
マスターペインターによる絵付けの実演が行われていました。
すっげーラッキー!!(20日(日)まで、1日3回実演、最終日は2回)

通訳の人もいるので、マスターペインターさんに質問できると思いますが、
この通訳さん(たぶんハンガリー人)がかなりのヘレンド通で
見事な日本語で詳しく解説してくださいました。

ヘレンドについて、もう少し詳しく知りたい方は
最下段の「続きを読む」をクリックしてください。





さて、日本橋三越のお隣には三井記念美術館があります。
ここでは6月17日までホノルル美術館所蔵「北斎展」が開催中で、
こちらも見てきました。

さらに、丸の内に移動し、
三菱一号館美術館で「KATAGAMI STYLE」を鑑賞。(boncuk*tileさん、ありがとう!)


夏日になったとはいえ、湿度が低くて気持ちの良い一日、
ペタンコサンダルで、ガンガン歩いてきました。
う~、少し足が痛いッス。





続きを読む

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2012-05-14

バッサーハウス(夏)  その2

クエルダセカ風景画の下絵はいつものとおり、
かなり時間がかかります。 



blog139d.jpeg



バッサーハウスは当初、カラフルな外観に目を奪われましたが
何度も眺めているうちに
テラス部分に植えられている樹木が
実はこの建物のメインなんじゃないか、と思うようになりました。


季節の変化にともない、木々の葉は色を変え、
冬になって葉が落ちてしまうと
木で隠れていた建物の細部が見られます。

建物は一般的には無機質な存在なのに、
バッサーハウスはまるで生きているような印象を与えます。
(そういえばガウディの建築物にも「生命」を感じることがありますね)





この写真はカレンダーの8月に使用されていたので
夏真っ盛り(といってもウィーンの夏なので東京よりも涼しげです)
葉は生き生きとした濃いグリーンです。






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2階のテラスにある喫茶スペース部分を描き終わりました。
小さなテーブルや椅子を描きこんでいくのは
大変だけど楽しい作業です。

あ~、ここでお茶してきたかったなぁ~。

現地のバスツアーで行ったので、
見学時間が30分程度。(涙)

ウィーンに行く機会があったら、今度はゆっくりとしてこようっと。





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2012-05-09

絞り染めの町・有松

名古屋から名鉄線に乗って約20分、
有松駅で降りると、線路に沿うようにして
白壁の土塀や格子の建物など、古い町並みが見えます。

有松は、旧東海道の宿場町の一つである鳴海宿の隣に
今から400年ほど前に生まれた町です。
この町の特産品として、
絞り染めの布で作った手拭いや 浴衣を売り出したところ、
旅人に飛ぶように売れ、街道一の名産品となったそうです。

広重の「東海道五十三次」の「鳴海」には
絞り染めの店が描かれています。



有松絞り染めは 国の伝統的工芸品に指定されています。
有松・鳴海絞会館では 絞り染め技法に関する資料や製品が展示されていて、
伝統工芸士による絞りの「括り」の実演も見られます。
予約をすれば ハンカチなどを使った体験実習もできます。

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「括り」は糸を使って布を少しずつつまんでいく作業で、
そのあとで染色し、最後に糸を抜いて仕上げをします。
絞りの柄によって括りの仕方も当然違ってきます。
当初は100種類以上もあった絞りの技法の中には
残念なことに、伝承が途切れて
消滅してしまった柄もあるそうです。



ワタシが行ったときに実演されていたのは
「突き出し鹿の子絞り」と「三浦絞り」でした。

鹿の子絞りを見せてくださったのは、92歳になるという
おそらく現役最高齢の伝統工芸士の方でしたが、
手仕事を長く続けていらっしゃるせいなのか、
非常に頭の回転が早く、ユーモアがあり、気さくで
実年齢よりもずっとずっとお若くみえる素敵なおばあちゃまでした。
三浦絞りは、70歳代のとても元気で楽しい方が担当していて、
お二人から「括り」についていろいろ説明をしてもらえました。

忍耐強さが必要とされる細かい作業の「括り」は
なかなか若い世代の伝統工芸士が育たなくて、
ほとんどが80歳代中心だそうです。

とはいえ、お二人とも実演の手捌きはとても早いスピードで
あっという間に布が糸で括られていくのです。


時間に余裕がなくて体験実習はしませんでしたが、
内容を聞いてみたら、自分で絞った布は その後
染色され、糸をほどいて仕上げてから
自宅に送ってくれるそうです。



ワタシは 正絹の鹿の子絞りの袱紗と綿の豆絞りの手拭いを買いました。



毎年6月第一土・日曜に
「有松絞りまつり」が開催され
15万人もの観光客が訪れるそうですが、
普段は、静かなたたずまいの街です。


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江戸末期に建てられた問屋や商家などの建物が残る旧東海道の町並み








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2012-05-07

愛知県・瀬戸市

ゴールデン・ウィークを利用して
またしても名古屋に行ってきました。


昨秋は、常滑まで足を延ばして、
INAXのタイルミュージアムや常滑焼の見学などしましたが、
今回は瀬戸焼の本場、瀬戸市が一番の目的です。

とはいえ、名古屋自体見どころが多いので、
前回、台風の影響で行けなかったトヨタ・ミュージアムやリニア・鉄道館、
さらに名古屋港水族館、熱田神宮、絞り染めが有名な有松、等々
3連泊して毎日毎日足を棒のようにして歩き回りました!! 






瀬戸では 瀬戸蔵ミュージアム新世紀工芸館などの
尾張瀬戸駅近辺にある観光スポットを訪れ、
瀬戸焼の歴史、製造方法、生産道具や瀬戸焼ギャラリーを見たり、と
いろいろと楽しめました。

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瀬戸焼のタイルも展示されていました。(瀬戸蔵ミュージアム)







瀬戸には、観光客向けに作陶、絵付けの体験工房やショップなどが
沢山あります。まずは瀬戸染付に挑戦しました。



呉須を使って直径3センチくらいの素焼きの箸置きに絵付けをしたところ。

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デザインは自分で考えて描きます。
右は、椿っぽい花と葉、左は、アジサイを描くつもりが
途中で訳わかんなくなってテキトーになりました。
手が震えて線がキレイに描けない。。。。

瀬戸染付焼の主な技法は、細かい線で描く「線書」、濃淡をつける「ダミ」、
輪郭なしで直接描く「つけたて」があります。
(う~ん、マヨルカ技法にも応用できるかな、やってみたい)

色の濃淡がどのように焼きあがってくるのか楽しみです。

6月初旬頃に焼成が終わったらメール便で送ってくれるそうです。








もう一つ、別の場所で今度は
鉄絵具を使い、素焼きのカップとお皿に絵付けをしました。


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呉須ではチマチマした絵を描いたので
鉄絵は、太い筆を使って、ささっと描いてみました。 
カップは、山の稜線と飛んでいく鳥の群れ、
お皿は、、、、なにかの植物です。

使用する釉薬は数種類用意されていて、自分で選べます。
カップは黄瀬戸風に仕上がる釉薬を選びました。多分、鉄絵具は下に流れるように
変化すると思うので出来上がりがどうなるかとても楽しみです。
お皿は透明・貫入いりの釉薬で焼成をお願いしました。

こちらも焼成に1か月以上かかるので
自宅に届くのは来月になります。




箸置きは、マルチメディア伝承工芸館で、
カップとお皿は、工房 じぐろさんで、それぞれお世話になりました。







ものづくりが盛んな名古屋でもう一つ、
今回の旅で多いに気に入ってしまったのが
有松絞り染めです。

こちらについては次回書きます。






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プロフィール

ゲンちゃん

Author:ゲンちゃん
2002年、スペインタイルアート工房の通年コース受講開始。
スローペースでなんとか卒業し、以後、
気のむくままに制作を続けています。

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