2012-07-27

お花のマグカップ その1

海外旅行というと、ナントカの一つ覚えで
ヨーロッパ方面へばかり出掛けていきますが、
その一番の目的が美術館巡りです。


大規模な美術館は展示室が多くて、まるで迷路のよう、
まずはインフォメーションで館内マップをもらい
見たい絵画がある場所をチェックしたら
あとはひたすら だだっ広い館内を歩き回ります。。。

そうした大きな美術館はたいてい館内にカフェテリアがあり、
午後になると、歩き疲れてヘトヘトになった人達でごった返します。
自分もそうなんですが、ほぼすべての人が
「もう一歩も歩きたくな~い  」と言いたそうな疲れ切った表情で
コーヒーやソフトドリンクを飲んでいたり、
あるいは「エネルギー注入!」とばかりに巨大なケーキを頬張ったり、
ピザやサンドイッチ等の軽食をパクついていたりします。


さて、一休みしたら、また頑張って鑑賞ツアーに出発!
ノロノロしていたら閉館時間が来てしまう、
帰る前にミュージアムショップでお土産を買いたいし、
それから、大好きなあの絵画をもう一度見に戻りたい、、、






アルブレヒト・デューラー(1471-1528)は
お気に入りの画家の一人で、こうした美術館巡りのたびに
画集、メモ帳、絵葉書等々かなりの数を買い込んできました。

先日、そのデューラーの絵葉書セットをぼ~っと眺めていて
水彩画のステキな花に目が釘付けに。。。


この美しい花々を
マグカップに絵付けすることにしました。





これはアイリスです。

blog144a.jpeg

ビスクの下に置いてあるのが
元ネタにしたアイリスの絵です。


水彩顔料のオイル描きで模写していきます。


500年ほど前に描かれた
デューラーの素描画は、まるで写真みたいに
細部まで描きこまれています。





アイリスの絵付けが終了しました。

blog144b.jpeg


花びらの柔らかな線や、繊細な色使いなど
模写するだけでもすごく勉強になります。









反対側に別のお花を絵付けしました。


blog144c.jpeg


「Pfingstrosen」という花です。
調べてみたら「芍薬」でした。
(芍薬は草で、牡丹は低木らしいです)



薄い花びらが 風にそよいだ瞬間が描かれています。
すごい観察眼。






これで焼成します。






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2012-07-21

(たぶん)バレンシア風(?)のタイル4枚組 その4

絵付けが終了し、、、、



blog146d4.jpeg







焼成が終わりました~~  

blog146e1.jpeg

おっと、フラッシュ使うと光っちゃいますね。






今度は白熱灯を光源にして撮りました。

blog146e3.jpeg

あれれ、、、、白熱灯の下だと、背景部分の白い釉薬(シグロ釉)が暖かみのある
やわらかいクリーム色に見えますね。




ふ~ん、、、



今までちっとも気にしなかったけど
マヨルカ技法のタイルって、蛍光灯などの白っぽいライトではなく、
白熱灯など少し黄色っぽいライトをあてたほうがきれいに見えるのかも。




ちなみにこちらは自然光です。(レースのカーテン越しに午前中の光が
入ってきている状態)

blog146e2.jpeg





スペインに行くたびに、日本とは太陽の光の質が違うと感じます。
湿度が違うのはもちろん、大気も澄んでいて
太陽光がストレートに大地に届いているような感覚があります。


セビリアのスペイン広場にある自治州ごとの色彩豊かなあのタイルは、
日本に持ってきて日本の太陽光のもとでみたら
違う見え方がするんでしょうかねぇ。。。。







さて、マヨルカ技法の修業 ますます楽しくなってきてます。



これまではフラットなタイルに絵付けしてきましたので
次回は少~しだけ湾曲している飾り皿に絵付けしていこうと思います。







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2012-07-17

人物画 ~髪の毛の表現について  その1




人物の、特に髪の毛をオイル描きで表現してみたい
と思い立ちまして、こんなタイルを作りました。


15cm角の白タイルを使っています。



blog148aaaaa.jpeg


元ネタはモノクロ写真です。

モノクロだけに髪の毛がカールした部分が
ライトを反射して白っぽく光っているのが
よく分かります。

このハイライト部分は彩色せず、もとのタイルの色として残しました。


blog148bbbb.jpeg










ジャケットの下に着ているシャツと背景を
クエルダセカの白で彩色しました。

blog148cccc.jpeg

これで彩色終了。










髪の毛部分の割合は少ないけど、
同じモノクロ写真をもとにして
もう一枚描きました。

blog148eeee.jpeg


ジーンズの質感とか、ギターのネック部分の
細かい描写はかなり良い練習になるな~と思いました。






背景とギターの一部分だけ
クエルダセカ(白)で彩色。

blog148ffff.jpeg








これで焼成します。 





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2012-07-10

バッサーハウス(夏) その6


2回目の焼成が終わりました。




額に入れるとこんな感じです。


blog139n.jpeg



なんだかおどろおどろしい空の色ですが
もとの写真も、今にも雨が降り出しそうな
どんよりした濃い藍色です。

クエルダセカの釉薬が厚くなったり薄くなったり
空の色調がムラムラになっているけど、
まぁ、タイルという焼き物の味わい、、、と言えなくもない?とか
(あはは、便利な言い訳です、、、
自分に都合の良いようにムニャムニャ考えて、、、

これで完成としま~す。 




blog139p.jpeg





blog139m.jpeg







題に(夏)と書いたわりには
日本の夏のような蒸し暑さとはおそらく無縁だろうな、と思わせる
涼しげなウィーン、バッサーハウスの夏景色です。







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2012-07-05

(たぶん)バレンシア風のタイル4枚組 その3

マヨルカ技法の絵付けは、薄い色から濃い色へと作業を進めていき、
最後に枠線を描く、という手順です。



マヨルカのおさらいを始めて分かった自分の弱点は
なかなか濃い色をのせられない、、、って事です。 

淡い色ならミスしても修正が簡単だけど
濃い色をミスると取り返しがつかないのです。
あ、もちろん修正は(たぶん)可能ですが、
その場合はナイフで削ったりしないといけないんで
めちゃくちゃ大変な修正になります。
     ワタシには出来ません。。。


この「取り返しがつかない」が怖くて
いつまでもグズグズと淡い色を重ね塗りするクセがあり
そうするとだんだん表面が汚くなっちゃう、、、



ここで天の声ならぬグッドアドバイスが。 

「ある程度まできたら覚悟を決めて(?)ガツンと濃い色を入れましょう!」 (by K先生)


ほぇぇ~   そうですよね!  




blog146d2.jpeg

うぅ~~ こんな感じでいいかな。。。。





枠線を書きはじめました。


blog146d3.jpeg








おさらいを開始した頃は、枠線を描くのに
えらい時間がかかりました。
久し振りで緊張していたんだと思います。

最近は「細かいことは気にしないでのびのび描こう!」
と思うようになり、わりと短時間で描けるようになりました。

練習を続けていると慣れてくるって事ですかね、、、(わ~い





blog146d4.jpeg


ふふふ、、、、ちょいと大雑把だけど枠線終了、これで焼成です。






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2012-07-01

バッサーハウス(夏) その5

クエルダセカの彩色が終わり、1回目の焼成に出しました。


ところどころに色味が薄かった箇所があり、
再度、クエルダセカで修正中です。




blog139j.jpeg


樹木部分はさらに釉薬をのせて
色をはっきりさせます。

右下の馬車もボヤけた感じがしているので
このあと修正します。




空の色、元ネタの写真を見るとなぜか暗い感じの藍色です。
馬車に日影が出来ているので昼間のはずなのにね。

撮影後に加工された色なのかも。。。


細かい部分をちょいちょい修正して
2回目の焼成をします。





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プロフィール

ゲンちゃん

Author:ゲンちゃん
2002年、スペインタイルアート工房の通年コース受講開始。
スローペースでなんとか卒業し、以後、
気のむくままに制作を続けています。

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