2017-03-24

デューラー作 「若い野兎」の模写 その3

15㎝角タイル1枚を使い、

デューラーの水彩画を模写しています。




blog238e.jpeg



元ネタは
当たり前ですが、ものすごく細かい描写で
ウサギの顔に生えている ごく短い毛の一本一本までが
キッチリ描き込まれています。



デューラー、すげぇ~~ ((((;゚Д゚)))))))


どんだけ描き込めば気が済むんだよ???






ちなみにニュルンベルクの町中に
このウサギの かなり大きなモニュメントがあります。

現代の芸術家が作ったもので
大きさは縦が1m超、横幅が2mくらいもある巨大ウサギです。

ただし、この絵のウサギをそのまま模ったわけでなく
かなり前衛的にデフォルメされていて
どちらかというと、ちょっぴりグロテスクな印象でしたので
写真を撮るのはやめてしまいました。。。。




一度焼成して、修正しています。



blog238f.jpeg





この後、焼成。

焼成後の写真、撮り忘れ。






う~む。。。。






満足できず、さらに描きたして

3回目の焼成。。。。   




 うぅ~ん???




どんなにやっても満足できない。。。。

、、、と、いうか

近づこうと思えば思うほど
遠ざかってしまうような、そんな焦燥感に駆られます。。。。


これ以上はもう無理!と判断、

blog238i.jpg 
                控え目なサイズ。。。


これで出来上がり、つまり降参です。







ここまで書いてきて

最近読んだ本を思い出しました。

「ピカソになりきった男」



ピカソやマティス、ダリ、シャガール等々の贋作を作り
その道のプロ、つまり複数の美術商たちや愛好家達をも
易々と騙してしまった凄腕の贋作作家であるフランス人男性が書いた
驚愕の実話です。

依頼を受けたのちに、どのようにして贋作の制作にかかわったのか、
凄みを感じさせる命がけの作業が展開します。
まずは真似をする画家の詳細な経歴を徹底的に調べることから始まり、
画家の思考やクセまでをも感じ取ろうと もがき苦しみ、
それが終わると、その年代の古紙と顔料を手に入れ、
さらに古さを出すために工夫を凝らし、、、、と
贋作とはいえプロフェッショナルの仕事って鬼気迫るものがあるなぁ、と
いちいち感心しながら読みました。


「アート」が巨益を生むビジネスであるからこそ、
こうした贋作作家や、彼を利用する画商や詐欺師(!!)が存在するという、
素朴で素直なアート愛好家が読むと、心底がっかりしてしまうような
欲と金にまみれた、アートビジネスのどす黒い裏側を垣間見ることができます。

彼は最後には詐欺罪で投獄され、
きちんと刑期を終えた後は
楽しみとして(自分が描きたいような絵を自由に)描いて
余生を送っていますが、
最近は「フォージャー」という、贋作作家を扱った映画に
制作陣から、その腕を見込まれて制作指導として関わったそうです。

この映画はジョン・トラボルタが主演していて
ワタシはレンタルして見てみました。
劇中で、贋作作家役のトラボルタがクロード・モネの贋作を描く場面で
この人(の手)が代役として活躍したそうです。


アートがお好きな方に
「ピカソになり切った男」と映画「フォージャー」はおススメです。














     第2回 タイルスタイル x 3人展 のお知らせです


工房の卒業生である碧ざくろさん、SAKUMAさんと再びご一緒させていただき、

2年ぶりの作品展です。 場所は前回と同じ、入場無料です。



      blog118o.jpg


アートガーデンかわさき  は川崎駅東口より徒歩2~3分の場所にあるギャラリーです。

お近くにお越しの際は是非お立ち寄りくださいませ。

会期中は 3人のうち、誰か1人は必ず在廊しております。













スポンサーサイト

theme : ハンドメイドの作品たち
genre : 趣味・実用

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

ゲンちゃん

Author:ゲンちゃん
2002年、スペインタイルアート工房の通年コース受講開始。
スローペースでなんとか卒業し、以後、
気のむくままに制作を続けています。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム